小谷教夫さんを偲んで・・・
昨日9/25(日)は「小谷教夫さんを偲ぶ会」に出席してまいりました。
小谷さんと初めてお会いしたのは、もう20年以上前、とあるパーティのお仕事でした。
それから、色んなジャズクラブでご一緒するようになって、私のリーダーライブでもピアノをお願いしたり、デュオのお仕事で地方へ車で一緒に行ったり、私が所属していたコーラスグループでも伴奏や譜面作成をお願いしたり等、何かとお世話になっていました。
小谷さんの誠実なお人柄がそのまま表れた、嘘のないピアノがとても好きで、人としてもミュージシャンとしてもリスペクトしている貴重な先輩でした。
私がCDを発売した時に、心ない人からアマゾンで悪評を書かれた(後に書いた人が削除しましたが)時も、「大変でしたね。でも花音子さんの良さはミュージシャンは皆、わかっていると思います。」と、普段口数の少ない小谷さんがコメントしてくださって、そのお言葉がどんなに私にとって励みになったかわかりません。
最近は共演する機会もなくなりご無沙汰していたのですが、またご一緒したい、小谷さんが出演されているセッションにでも遊びに行こうかな、と思っていた矢先に、ご病気だと知りました。
コロナ禍でお見舞いにも行けず、それから間もなくして訃報を聞いた時は、ショック過ぎてしばらく何も言葉が出ませんでした。
昨日の偲ぶ会は、会場に入りきれない程の人が集まられていて、やはり多くの方に慕われていたんだな、と感じました。
そこでやっと踏ん切りがついたというか、小谷さんが亡くなられたことを受け入れられずにいた自分に終止符を打てた気がして、こうしてようやく言葉にすることが出来ました。
小谷さん、大変お世話になり、ありがとうございました。
お人柄もピアノの演奏も大好きでした。
どうぞ安らかにお眠りください。